インドへの主なワイン輸出国はオーストラリア、スペイン、フランス、イタリアで、その4カ国が供給量のおよそ75%を担って います。成長する中産階級、ウィスキーやブラン デーなど蒸留酒からワインへの嗜好の変化、ワインを飲む行為の社会的ステータスなどを理由に、インドのワイン消費者人口 は高まる一方です。各国とインド間の関税の課税・不課税に関わらず、ワイン消費の上昇傾向は続いています。
中東・北アフリカ諸国はアラブ首長国連邦を筆頭に、ここ10年の間世界中から活発にワインを輸入しています。数々の経済報告書が示す通り豊かな購買力 を持つ中東・北アフリカ諸国の消費者は、洗練された嗜好を持ち、オーストラリアワ インの中でも特上のワインが好まれる傾向 にあります。